観光客の哲学 東浩紀
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ゲンロン
東浩紀
2021.10.14
第一章「観光」
第二章「政治とその外部」
政治思想・政治哲学をさらって学ぶのにいいテキスト。
歴史の終焉
第三章「二層構造」
政治と経済の統合がネーション(国家)であった。しかしグローバル化で、政治はナショナリズムが、経済はグローバリズムが担当するようになった。これを彼は二層構造の時代と呼ぶ。この二つの層は、「人間の層」と「動物の層」とも表現される。
擬人化された風刺画はもう成り立たない p124
リバタニズムへの可能性を示唆する。なぜならリバタニズムは国家=政治のヘーゲルのパラダイムから自由であるからだ。
グローバリズムの層が作り出す政治について
ナショナリズムの層では規律訓練が優位で、グローバリズムの層では生権力が優位。ナショナリズムの層では、国民国家こそが人間を人間にする
第四章「郵便的マルチチュード」
スケールフリーネットワーク
マルチチュードはイデオロギーの支柱なく連帯する
複雑ネットワーク3つの特徴
大きなクラスター係数
小さな平均距離
スケールフリー
アイロニストとは矛盾とともに生きる態度
第五章「家族」
政治思想のアイデンティティ
マルチチュードは自由意志で連帯するので、自由意志で容易く解消されやすい